2009年8月日本に新たな歴史が生まれました。民主党政権の誕生です。
国民が政権選択をするという、政権史上初の快挙を成し遂げた瞬間です。2008年のリーマンショックに始まった世界同時不況は、株価の低迷と消費の落ち込み、そして本格的デフレ経済へと日本を導いています。政権交代が、即、国家の景気浮揚につながるか、我々は疑問です。長い間一党支配で来た、日本の仕組みを変えるのは簡単ではありません。
誰であれ、変化に対しては寛容で忍耐が必要です。それを覚悟で政権選択をしていないなら、有権者は「無責任者」でしかありません。しかし、単に寛容で忍耐強く待つ事だけが我々の課された使命でしょうか。いまこそ、政権交代と同じく我々自身が身をもって、英知を結集して国創りをすべき時ではないでしょうか。
政治家は「脱官僚支配」と言います。我々は「政治家任せの国創りから脱却」をしなくてはなりません。政治家は政治家の役割、我々企業人は我々の役割で国を守り創り上げなければなりません。
企業に何が出来るか?それは、消費の創造と雇用の創出です。我々は、北海道の地に根を張る企業として、北海道の再生こそ自身の役割と考えます。
バブル崩壊以降「失われた10年」、その復活シナリオは2008年秋以降見事に崩壊しました。「外資頼みの復活」「マネーゲームへの安易な参加」「小泉政権に見られる劇場型政治」は日本国に何を残したでしょうか。「失われた10年」の後に何かを取り戻す事が本当に出来たのでしょうか。我々は疑問です。
ここで「失われた10年」の定義を北海道に置き換えてみましょう。北海道にとって「失われた10年」とはどう意味を示すのでしょうか。そもそも北海道にはそんな言葉が当て嵌まるのでしょうか。北海道経済はバブル崩壊以降一度も憂き目をみていません。一貫して経済は低迷し雇用は枯渇しています。「外資からの投機」「マネーゲーム」それすら何ら恩恵はありません。正に他国の事の様です。北海道はいまだバブル崩壊以降「失われたまま」の地域なのです。あえて崩壊以降の定義で考えれば「失われた十数年」が現在進行形で進んでいる事になるでしょう。
北海道の復活は日本の復活を待っていても有り得ません。「日本の復活は北海道の復活に有らず」。この事実を見つめ北海道の再生を考えなくてはなりません。
地域格差は中央から考えても何の解決にもなりません。地域社会が自立し、経済的に自治を持ち自身から再生する事が重要です。政治家は分権と言いますが、そんな事は我々にとって如何でも良い事です。重要なのは地域社会が「経済自治」を成し遂げ、地域から国に活力を与える事こそ真の日本国民がすべき事なのです。
中央からの援助に、そして施しに平伏して来た思考を捨て、北海道の素晴らしい素材を存分に生かし、心の底からPRして、北海道を日本で最も元気で、アジアで最も行きたい場所、そしてもっとも愛される地域に育て上げる事こそ我々が唱える「北海道元気計画」の信念です。
「北海道の復活こそ日本の真の復活」
これこそが国創りだと我々は考えグループ総力をあげて全力で取り組んでまいります。